
30歳 女性
『中古 およそ2800万円・35年ローン』
建売・一軒家を購入する前の悩み
一軒家を購入するまではマンションに住んでいました。
祖母の所有している分譲マンションの一室で、やはり周りは家族住みや高齢者の方も多く住まわれていました。
マンションだとよくある、ご近所トラブル!とまではいかなくても声がうるさい、足音がうるさい等苦情が入ることもしばしば。
まだ20代前半で友達を連れて楽しく飲んだりしたい時期でしたがクレームが億劫で友達を呼ぶことも出来ませんでした。
また格闘技をしておりその練習も出来ませんでした。
「足音、話し声うるさいってそんなんじゃ生活できねーだろ!!!」と言いたいのを我慢してストレスの溜まる生活でした。
購入を決めたきっかけ
中古住宅を購入するに至った経緯は、まず1つに結婚でした。
お互い住んでいるところが離れており仕事に通うのに丁度真ん中の距離に家を見つけようとのことでした。
新築も考えましたが、マンションでもあったようにご近所トラブルを避けたかったことと、夫がバイクに乗るので迷惑にならないようにしようとのことで分譲住宅は却下となり、色々ネットで探しとても広い隣の住宅と距離のある家をみつけ「これだね!」と声を揃える程理想的な家を見つけ購入に至りました。
こだわりや注意したポイント
上記でも述べたように、お互いの職場の真ん中程度にある距離にしたかったこと、分譲住宅にはしたくなかったこと、ある程度隣との距離があり、多少声を出しても迷惑にならない場所、バイクをしまうガレージがあることとバイクの作業しても迷惑にならない場所、3000万以下の物件、子供ができた時を考えて4ldk以上ある、格闘技をしても周りに見られないような立地と「そんな物件あるわけないだろ!」とこだわりすぎましたが見事に見つかりました。
特に注意したり比較するようなことはありませんでしたが、不動産業者によって中古住宅は違うので理想にあった家を探すのに沢山の不動産を回り内見しました。
ただ1つの不動産業者の中に対応してくれた方が話す度に手で鼻をぐりぐりし意味不明な仕草をしており、夫に「この人ちょっと変だからここじゃないところにしよう」と言ったら夫も「俺も思ってたんだよね」と同じ意見で辞めることはありました。
住み始めて生活が劇的に良くなったこと
今回見つけた家は土地530坪、ガレージ付きの家でした。
そこのオーナーさんが元々某ハウスメーカーの重役の方でこの場所を別荘地として使っていた家でとてもオシャレな内装でした。
今には掘りごたつ式のテーブルにオーダーメイドの棚、システムキッチン、階段は両手を伸ばしても端が届かない程広い作り。
庭は300坪程度で芝が綺麗に管理されておりパター練習場も完備していました。
マンションのときと比べて、声を出しても足音たてても近所に迷惑が掛からず、100坪程度使って家庭菜園も始め、夫とツーリングするのにわたしもバイク免許をとりバイクを買ってバイクで出かけることも増えました。
大工仕事も出来る夫と一緒に家の中の和室をDIYでフローリングに変え、外にはカーポートを作りました。
裏は森になっておりその一部を使ってハンモックスペースも作り、夏はそこで昼寝するのが優雅なひとときです。
マンションに住んでいるときと違いとても伸び伸びと楽しく「人生ってこんなに楽しかったんだなー!」と思えるくらいいい相手、いい家を見つけたなと感じました。
建売・一軒家の購入を検討中の方へ
一軒家を購入するにあたって、新築で建てる場合は自分の生活の質が最大限になるようにこだわってしっかり考えて作ると良いと思います。
中古住宅を購入する場合は必ず築年数、家の状態を不動産業者にしっかり聞くこと、屋根や基礎、壁はどの程度で交換になるかしっかり調べどの程度交換に費用がかかるのか、中古住宅で安いからといってメンテナンスに何百万もかかってしまうと以ての外のため下調べは綿密に行った方が良いと思います。
後は住んだ場面を想像してみてそれで良いと思ったらそれがベストだと思います。
わたしは今の住んでいる家の物件を見た時妄想が止まらず永遠に考えていました。
しかし家を買う以前に「大切な人と幸せな生活を送る」というのが大前提です。
良い家を購入しても喧嘩の耐えない夫婦だとこの先ストレスしかなくなってしまうので、お家選びと素敵な夫婦生活の両立が出来ると良いと思います。