
32歳 女性
『中古 およそ2500万円・35年ローン』
建売・一軒家を購入する前の悩み
変なところで気を回しすぎてしまう性格なので、アパート住まいは精神的に窮屈さを感じてしまっていました。
例えば洗濯機や掃除機を稼働する時間帯が21時を過ぎていると「隣の人にうるさいと思われないかな」と不安になってしまったり、住人の共有スペースを使いたくても他に人がいると挨拶だけしてそそくさと部屋に戻ってしまっていました。
隣に住んでいる人と鉢合わせないように、出勤時間も早めにしたり、玄関のあたりで人の気配がすると息を潜めていました。
購入を決めたきっかけ
互いに実家は一軒家だったため、結婚を機に一軒家を探し始めました。
夫も「一時的に住むのはアパートやマンションもいいけど、やっぱり気を使う」と同じ意見でいてくれたのは家さがしを始めるうえでとてもスムーズでした。
アパートの更新時期も近かったうえに銀行に勤めていた知り合いが住宅ローンの部署に異動になったのが大きかったです。
思わぬタイミングで信頼できる人に相談できる機会ができたので、金利や借入のことは不安にならずに家さがしに集中することができました。
こだわりや注意したポイント
あえて新築・中古にこだわらず、不動産屋さんに様々な物件を内見させていただきました。
それぞれのメリットデメリットを夫婦で紙に書きだして話し合いを重ねました。
新築(注文)も中古も共通して注意したのは家周辺の治安や雰囲気です。
ゴミ集積所はきれいに保たれているか・周辺を散歩したときに1人でも歩いて怖くないか・いわゆる「あそこのお宅、いつもゴミが庭に散らばってるのよ」なんて言われているおうちは近くにないかということはかなり重視しました。
また「将来子どもを授かって、近くの学校に通学するようになったときに不便じゃない場所が良い!」というのが私の強う希望でした。
私自身が子どものころ田舎に住んでいたので、通学が徒歩30分(暗い道・坂道・田んぼ道の組み合わせ)でとても苦労したからです。
仕事でとてもお世話になっていた方が不動産投資もされていたため、そこからのつながりでご紹介していただいたため、比較せずにお願いしました。
紹介していただいた方からのお墨付きだったため不安になることもなく家さがしをすることができました。
細かいことも親身に相談に乗ってくださったので「〇〇さんに相談させてもらってよかったね」と夫婦で今でも話します。
住み始めて生活が劇的に良くなったこと
私も夫も、気が楽になったことが一番大きいです。
隣近所に住宅はありますが、集合住宅の頃よりは物理的に距離があるので「うるさくしていないかな。
あの人はご近所さんかな」と変に気をもむことがなくなりました。
不安だったご近所付き合いも、私の場合ですがこれから長い間住むことを見据えているので、気持ちを割り切ってちょうどいい距離感で過ごすことができています。
夫はなかなか始めることができなかったDIYを趣味にして毎週末せっせと家の中が充実するものを作ってくれるようになりました。
建売・一軒家の購入を検討中の方へ
昨今の情勢で、人との距離を取るようになった上に、思わぬ形でおうち時間が増えたご家庭が多いと思います。
小さなお子さんがいるご家庭だと、「家の中で騒がせないようにしないと。
出かけられないから家の中での遊びをもっと充実させたい」などこのご時世ならではのお悩みも増えたことと思います。
一軒家にから集合住宅、そしてまた一軒家に引っ越しをした経験をして実感したのは「気が楽!」ちょっと騒いでも周りが気にならない・子どもやペットが壁を汚しても気にしない(むしろ夫の趣味のDIYが役に立つ)・感染症対策をするうえで他人との接触の機会を減らすことができる・というのは私にとって何にも代えがたい価値ある「心のゆとり」という財産になりました。
一軒家、おススメですよ。