
34歳 女性
『那須建設株式会社 』
およその金額とローンの期間は
『およそ2800万円・35年ローン』
マイホーム・注文住宅を購入する前の悩み
夫と子供の3人で県営住宅暮らしだった私。
子供の成長に伴い家賃が値上げになることが決定し、高い家賃を払うくらいなら持ち家を持とうということで新築で建てました。
アパート暮らしは上下階の住人へ生活音の気遣いが必要で、小さな子供に我慢を強いる生活でした。
また庭もないため基本的にはインドアでの活動に限定されてしまい、子供を遊ばせるには毎度公園まで移動が必要な状況。
自由がなく周りの目を気にし、日々気遣いの生活に飽き飽きしていました。
購入を決めたきっかけ
小さな子供が家の中で走り回るのを注意しなければならないのはかわいそうだと思っていました。
夫ともいつかは持ち家を話をしていたものの、子供が思春期に入るころまでには部屋を持たせてあげたいね程度のいつかかなえる夢程度に話していました。
「建てたい」→「建てる」に変わった大きなきっかけは県営住宅の家賃の値上げ。
子供が小学生に上がると夫婦ともに働きやすくなる?という理由で家賃がおよそ3倍に・・・。
狭い、ボロイけど安いが魅力だった県営住宅の魅力が一つもなくなった瞬間でした。
高い家賃を払うなら、高いローンを払ったほうがいい!!が注文住宅建設の決め手です。
こだわりや注意したポイント
ポイントは「毎日使わない空間はいらない」です。
我が家には客間がありません。
本来客間は家の中の生活空間から離した場所に部屋を設け、来客者が気兼ねなく使えるよう設計すべきですが、年に数回しか使わないであろう部屋をわざわざ生活空間から離れた不便な場所に設け、そのために延床面積を広げ税金を払うのがバカらしかったのです。
その代わりリビングの隣に続き間を設け、普段の生活では解放感のある広いリビング、宿泊客がいるときは収納してある扉で間を区切って客間に切り替えられる仕様にしました。
コストと安心感のバランスを一番に重視しました。
地元の小さな工務店だと安くは済みますが万が一倒産した場合アフターフォローがなくなる、逆に有名なハウスメーカーだとそもそもの坪単価が高く資金調達が厳しい。
そのため地元の企業で、公共事業なども取り扱う企業に決めました。
住み始めて生活が劇的に良くなったこと
まず何よりも周りを気にしなくていい!!もともと街中に建つ県営住宅から同じ町内でも住人の少ない地域へ引っ越しをし、夫の趣味のDIYで出る工具の騒音、子供たちの遊び声を気にせず生活できるようになったのは何よりもストレスフリーにつながっています。
また家事動線を考え、水回りと洗濯物を干す「サンルーム」を集約したことによってほとんど移動せずに家事が完結するようになりました。
食洗器やコードレスクリーナーも導入し、以前より広い家なのに楽に家事が終わるのがすごくいい!!我が家の玄関は約7帖の土間リビングが兼用になっています。
外から入って靴を脱がないまま、薪ストーブで暖かい空間で椅子に腰かけリラックスできるため我が家に来たお客さんが玄関からなかなか家に入ってくれず1度も靴を脱がないまま帰ってしまうことも(笑)。
積雪期にDIY作業をするにも、泥のついた野菜を仮置きするにもかなり便利な空間ですが、便利すぎて人が集まってくるため7帖では狭かった!!欲を言えば12帖くらいあったらなぁ・・・。
注文住宅の購入を検討中の方へ
家族構成は?新しく導入したい家電や家具は?自分が老後も住める家ですか?子供が結婚して同居するなら、この掃除機はどこから電源を取ろうか・・・。
大きなことから小さなことまで考えて損することはありません。
家のことを悩めるなんて一生で1回でしょう。
楽しんで時間をかけてたくさん悩んでください。