
64歳 男性
『サンワホーム 』
およその金額とローンの期間は
『およそ3500万円 30年ローン』
マイホーム・注文住宅を購入する前の悩み
毎日の仕事に忙殺されることで特に意識したことはなかったが、気が付くと自分の居場所がどこにもなく、仕事場から家に帰って寝るだけの生活が当たり前だと思っていた。
しかし、ふと気づくと気を落ち着かせたり寛ぐスペースがあればよいのにと思い、どんなに小さくても書斎と呼べる自分だけの場所を持つことで、更に充実した時を過ごせるのではないかと考えるようになった。
何となく子供時代に憧れる秘密基地のような居場所を持つことが注文住宅への絶対条件となった。
購入を決めたきっかけ
都心に家を建てられるほどの経済的な余裕もなく、自然の豊かな田舎暮らしにあこがれていたこともあって、家を持つのに良い場所を探していたところ、いくつかの候補地を実際に訪ねてみて、手間はかかりましたが、様々な情報を現地で入手し、何度も家庭内で検討を重ねた結果、非常に熱心な設計士さんにも巡り合えたこともあり、何とか、この地に落ち着くことを決心しました。
とにかく大きな買い物となるのですから、面倒がらずに、情報収集は納得いくまで繰り返しました。
こだわりや注意したポイント
とにかく小さくても良いので自分の居場所となる書斎は絶対条件で設計士さんに繰り返し設計に織り込んでもらえるようにお願いしました。
現在、この文章はこの書斎において作成しているわけですが、十分に希望を取り入れられたものとなりました。
2階の角部屋で広さとしては2畳分もないのですが、窓を大きく取り、非常に明るい風通しの良い居心地の良い空間になりました。
作業用のテーブルは自身で手作りしましたし、お気に入りの書籍に囲まれた、予想通りのものとなりました。
良い設計士さんを抱える住宅会社を見つけることです。
有名で大きなハウジングメーカーも悪くはありませんが、地元の方で評判の良い工務店の方が安心出来ました。
手間はかかりますが、自らの足でコツコツと見つけることをお勧めします。
住み始めて生活が劇的に良くなったこと
とにかく自分自身の時間の使い方が大きく変わりました。
たとえ5分でも自分の居場所で過ごす時間を持つことで、充実した気分を味わえるようになりました。
気のせいなのかもしれませんが、「考える」習慣がずっと増えたことで、落ち着いた人生を送れていると実感できました。
大げさな言い方かもしれませんが、人生がリセットできたような気がしています。
何かを成し遂げることが出来るわけではありませんが、1冊の本を読んでじっくり考えることが可能になりました。
贅沢を言えばきりがありませんが、もう少しスペースが広ければ、もっとやりたいことが増えたかもしれませんが、身の丈に合った広さであると納得しています。
あとは如何に更に使い勝手が良くなるように工夫する楽しみが残っています。
注文住宅の購入を検討中の方へ
手間を惜しまないことだと思います。
徹底的に家族と相談して出来る範囲で居心地の良い家を目指してください。
絶対に妥協しないことです。
何とか工夫次第で出来ることをやりつくすには、設計士さん、大工さんとも懇意にし、とにかく、コミュニケーションを怠らないことです。
その場で新しいアイデアが生まれてきたり、軽微な設計上の変更も可能な場合もあります。
面倒くさいことを多く乗り越えればその苦労の何倍も住んでから注文住宅で良かったと思うことが必ずあります。