
30歳 女性
『中古 およそ3200万円・35年ローン』
購入後に後悔した点
『駐車場・駐輪場』
マンションを購入する前の悩み
マイホームを購入する前は独身で月7万円の1Kアパートに住んでいて、狭いのに家賃が高くセキュリティも甘い物件でした。
駅からは近いのですが、この家賃を払い続けても自分の資産にならないことが不満でした。
また、キッチンが玄関入ってすぐの廊下にあり、冬の時期は料理や洗い物が苦痛でなりませんでした。
木造アパートのため壁も薄く、騒音問題で悩むことも多々ありました。
収納も少なく、物が多かった私は常にベッドの上で生活しているような暮らしで、広々としたリビングのある家に住むのが夢でした。
購入を決めたきっかけ
パートナーと結婚する際、住みたい街の家賃相場を調べたところ2LDKで9万円〜とのことだったので、駅から徒歩圏内のマンションを探してみることにしました。
すると、住宅ローンを組んでも家賃とほぼ同額で暮らせることに気づき、家賃がもったいないと考えたため、購入に踏み切りました。
また、購入した駅周辺のマンションの相場が年々値上がりしていることを知り、価値が下がりにくいと判断したため購入しました。
こだわりや注意したポイント
当時は車を持っていなかったため、駅から徒歩圏内であることは絶対条件でした。
しかしあまりにも駅が近くて繁華街のような環境だと子育てにとっても住環境が良くないと思い、住宅街の中にあるマンションにこだわりを持っていました。
また、これから先子供が産まれても十分住めるような広さが欲しいと考えていたため、3LDKの間取りは必要と思い、間取りと広さも重視して考えていました。
マンションの戸数についても注意しており、100戸以上である方が修繕積立金や管理費も割安になり、マンション管理の面でも安心できると考え、戸数も重視していました。
後悔?もう少しこうすればよかった事
駐車場が機械式で一番上しか空いておらず、車を出したい時に時間がかかるのがストレスに感じます。
機械式であるがゆえに修繕積立金も高く設定されているようで、さらに駐車場代が高いので、ランニングコストが思ったよりかかってしまうことが盲点でした。
騒音についても、マンションとはいえ集合住宅なので上の階が子どものいる世帯だと気になることがあります。
毎月の住居費についても、ローン返済の他に修繕積立金や管理費・駐車場代と固定資産税でコストが上がり、貯金ができない月も続きました。
妥協してはいけない点は、周辺の住環境と家の広さだと感じました。
周辺の住環境や家の広さは、自分の力で変えることができません。
マイホームは一度購入してしまうと、なかなか手放すことができないので、自分の力で変えられない部分を妥協してしまうと後悔を抱えながら住宅ローンを返済し続けることになります。
マイホーム購入は一生で一番高い買い物なので、住環境と快適な家の広さは妥協してはいけないポイントだと感じます。
マンションの購入を検討中の方へ
マイホームを購入する前に、なぜマイホームが欲しいのか、自分たちが満足する住居の快適さはどのレベルなのかを一度パートナーとじっくり話し合うことが大切です。
戸建てかマンションかについても、パートナーと意見が食い違うこともあるので、お互いが納得した上で快適に暮らせる家を購入できるように、焦らず考えるといいと思います。
また、快適な家を手に入れても毎月の住居費で生活が圧迫されてしまっては本末転倒なため、身の丈にあった支出で収まるようにローンを組むことも大切です。