
36歳 男性
『中古 およそ2800万円・現金一括』
購入後に後悔した点
『部屋選び』
マンションを購入する前の悩み
社会人になって初めて一人暮らしを始め、程なくして毎月の所得に占める家賃の支払いがとても多いことに気づき、非常にもったいないと感じていました。
また、もっとやりたいことにお金を使いたいという思いあり、住むために支払う賃貸費用はそのまま消えてしまうため、何の形にも残らず、住むために働くという状況に陥っている状況が継続すると、将来的な不安感も増加し、長期的にこのままだと金銭面で大きな問題になるだろうと考えていました。
購入を決めたきっかけ
当時は東日本大震災の直後で復興が継続するものの、リーマンショック後そして原発問題等でダブルパンチを受けている状況でした。
そのような状況下の中、中古マンション供給はとても多く、選びたい放題の状況となっていたことが購入のきっかけになりました。
首都圏の物件を購入しましたが、当時は地方から首都圏の流入が継続しており、そのような状況を俯瞰し、長期的に考慮すれば今が良いタイミングだろうと確信をしていたこともきっかけの一つでした。
こだわりや注意したポイント
一つ目は駅からの徒歩距離とエリア立地の魅力度です。
通勤利便性は最重要のポイントでした。
また日常生活を考慮して、近くに大きめなスーパーマーケットがあること、観光スポットや公園があるなどに関しても合わせて確認をしていました。
二つ目は入居者の質です。
入居者の属性によっては管理組合の運営がうまく継続せず、大規模修繕工事などで大きな問題に繋がるからです。
法人が複数フロアを所有していることや、理事会の運営が安定的であることも注意して確認したポイントでした。
後悔?もう少しこうすればよかった事
大きなビックリするような大失敗ではありませんが、小さな後悔等が多少ありました。
一つ目は日光の入り方と部屋の暖かさです。
購入後、近隣にマンションが出来てしまったため光が入らなくなり、特に、冬場は寒くなってしまいました。
2つ目は洪水や台風等発生時に床下浸水の可能性があるエリアであったことです。
こちらは多少理解していたものの、実際に台風が来ると少し不安になってしまいます。
防潮板はあるものの心許ないです。
マンションの購入を検討中の方へ
マンションを重視するポイントは人それぞれのため、まずはご自身の重視ポイントを列記し、その上で譲れないポイントと譲歩できるポイントを把握することが大事かと思います。
例えば、私の場合、最も利便性を重視していましたが、結果的に部屋に日光が入らない、ハザードエリアであることはより重要であると思っていたことに気がつきました。
重視するポイントやそうでないポイントは、しっかりノートに書き留めて、忘れないように評価しておくことが重要と思います。