
42歳 女性
『新築 およそ3500万円・35年ローン』
購入後に後悔した点は
『周辺環境・立地』
建売・ 一軒家を購入する前の悩み
一軒家を購入する前は、UR賃貸住宅に住んでいました。
鉄筋コンクリート作りとは言え、我が家には双子がいるため、ドタバタと走り回るし、ソファーからジャンプで飛び降りるし、大声で泣くし…とにかく「隣の部屋、上下階の方に迷惑をかけていないかしら?」「今の私の怒鳴り声、通報されないかしら?」と気を遣いながら過ごす日々でした。
また、私の両親や親戚が遊びに来るにも、駐車場には契約車のナンバーが書かれているため、代わりに停めてもらうわけにもいかず、「気軽に招待しにくい!」という悩みもありました。
購入を決めたきっかけ
賃貸住宅の更新のタイミングが1年先に迫っており、双子が通う小学校をそろそろ決定しなくてはならない時期とも重なっていたため、転居をすることを視野に他の賃貸住宅や中古物件を探し始めていました。
夫と何度も話し合っていく中で子どもたちの「実家」を作ってあげたいね」「子どもたちが大きくなり家庭を持った時に、一家で帰省ができる家、親戚みんなで集まれる家が欲しいよね」との意見が一致し、中古物件も見学しました。
しかし、子どもたちが大人になった時に「古民家」になっていては困るので、誰かが住んでいた家ではなく、私たち一家で歴史を刻んでいくことのできる新築の一軒家を購入することになりました。
こだわりや注意したポイント
大通りからすぐの物件は、騒音などが気になり落ち着かないことから、あまり道路に近くない点にこだわりました。
「二家族が集まれる家」が希望なので、駐車場の広さ、駐車場に入る道の広さも重要でした。
見学した中では「この細い道、原付限定じゃない?」「大きい道路からバックで駐車しなくてはいけないの?大渋滞起こしちゃうけど…」など運転苦手な私基準で却下した物件もありました。
そのため、ある程度大通りから中に入った場所にある自然豊かな土地が気に入り購入しました。
後悔?もう少しこうすればよかった事
住み始めたのは、11月の寒くなり始めた時期。
自然豊かで、周りの紅葉した木々や鳥のさえずりに癒される毎日を過ごしていました。
朝起きると、カーテンを開けるのが楽しみでした。
しかし、リビング側にある家は、空き家だったのですが、春になり…暖かくなってきたころに「え、嘘でしょ?」と思う出来事が。
裏にある草むらがカサカサと動くのが気になっていると、何やら「動物が!」調べてみると「アナグマ」でした。
住み始めた頃、子供たちと「裏の畑、何かいそうだよね」なんて、ルンルンで話していたことが現実に。
しかも、アナグマ。
その後も庭に蛇が散歩していて、当日宝くじを買ったこともありました。
自然豊かな立地が気に入って購入したけど、「あまりにも自然豊かすぎたかな?」と思っています。
それでも、四季の変化が感じられて素敵ですけどね。
建売・ 一軒家の購入を検討中の方へ
駅から近いと交通の便は良いけれど、はやり値段が高いので、自然豊かな駅から少し離れた土地を選ぶのは、おすすめです。
ただし、一軒家は一生、春夏秋冬住み続けるところなので、見学する季節だけでなく、他の季節の姿も想像して購入を考えると良いと思います。
私の場合は、「紅葉がきれいだわ」なんて思いながら、新築の頃、窓から外を見ていましたが、今思えば、その紅葉している木々の先に小動物が住んでいそうな「小屋」があったのです。
引っ越しの直前に近所周りに挨拶をした際に裏の家が「空き家」だったことを知りました。
やはり、手つかず状態なので、できたら、空き家などが近所にある物件は避けると良いですね。