
49歳 男性
『中古 およそ300万円・現金一括』
購入後に後悔した点は
『修繕・工事・リフォーム』
建売・ 一軒家を購入する前の悩み
現在の自宅は長野県の山奥にありますが、それ以前は千葉県の東京湾よりの地区でアパート暮らしをしていました。
地下鉄(東京メトロ)の駅近くで、昼夜を問わず明かりが消えることはなく、また人も多くて常に騒音の絶えない場所でした。
通勤や東京都心へのアクセスなど便利なことも多かったですが、自然が好きで常々静かな暮らしをしたいと思っていた自分にとっては、1日でも早く緑が多くて空気のきれいな場所で生活したいと夢見て毎日を過ごしていました。
購入を決めたきっかけ
当時勤めていた会社を辞めるにあたって、それまでの貯金や退職金である程度まとまったお金が手元にあったので、まずは移住先の場所として中古の物件を探すことにしました。
先のことを考えて借金をすることには少し不安があったのでローンを組むことはせず、一括で購入できる金額内であれば持ち家がよいと考えて、山奥の静かな別荘地で売りに出されている中古物件をネット経由で見つけ入手しました。
田舎でのDIYにも興味があったので、気軽に手を加えられる一軒家が良いかなとも思っていました。
こだわりや注意したポイント
まず何より、物件の立地場所の選定に一番時間を費やしました。
周りにできるだけ人がいない環境が理想で、また田舎へ引っ越すというと地域的な束縛など都会からの移住者にとっては不安な点も多かったため、ご近所づきあいをあまり気にしなくてよい閑散とした別荘地が良いかと考えていました。
移動手段として車を想定していたので、ある程度は街中から離れていてもアクセスに困らない程度の距離感で、水道ガス電気などライフラインに問題のない場所であれば建物自体へのこだわりはあまりありませんでした。
後悔?もう少しこうすればよかった事
購入した物件が別荘地の中古ログハウスで、もともと使われていた方が夏場しか利用されていなかったこともあり、長野県の山奥という場所にもかかわらず冬の積雪と氷点下での生活をほとんど考慮されていない作りだったことに、引っ越しをしてから気づきました。
隙間だらけのログハウスは夏場は涼しく快適ですが、冬には部屋の中でも氷点下になり、水関係は台所、トイレ、お風呂場とすべて凍結して一晩で使えなくなってしまい、家の外につながっている配管は中の水が凍って破裂するという事態になり最初は大変でした。
建売・ 一軒家の購入を検討中の方へ
人それぞれ、色々な考え方や理想の生活があると思いますので、特別なアドバイスということもありませんが、無理なく安心して生活を継続していけるよう、最初は特に慎重に時間をかけて段階を踏みながら検討されていくのが良いかと思います。
自分のように理想だけで先に引っ越しをしてしまうと、後戻りできないというプレッシャーの中で問題を一つ一つ解決していかなくてはならず、多少資金的に余裕があったのでなんとか乗り越えられましたが、最初が本当に大変だと思います。
また、どこでも同じですが、ご近所や街の雰囲気などは生活してみないと見えてこない部分も多くありますので、周りの環境もかなり重要だと思います。